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2018年07月24日

iPS由来のミニ臓器にRFIDを内包 - デジタル化で研究促進を図るバイオの世界

東京医科歯科大学(TMDU)は、3次元的に試験管内に作られたミニ臓器とも言われる構造体「オルガノイド」に、機能や構造を損なうことなく数百μmサイズのRFIDを埋め込み、RFIDのデータを読み込むことで、オルガノイドを識別できる技術を開発したことを発表した。家庭用・歯科用超音波スケーラー

同成果は、同大統合研究機構先端医歯工学創成研究部門の武部貴則 教授(横浜市立大学 学術院医学群臓器再生医学教授、米国シンシナティ小児病院 准教授)、シンシナティ小児病院の木村昌樹氏、同 東桃子氏らによるもの。詳細は、Cell Pressが発行する分野横断型研究の総合科学誌「iScience」に掲載された。エアーコンプレッサー

バイオ領域の研究効率化を半導体(RFID)で実現
現在、さまざまなヒトから樹立したiPS細胞を活用して、ヒト由来のオルガノイドを作製し、その機能の違いや個体差を評価するといった研究が世界中で進められているが、iPS細胞からこうしたミニ臓器を作り上げるには1人のiPS細胞あたり1~2か月ほどかかるため、より多くのヒトオルガノイドでの比較を行なおうとすれば年単位での期間が必要となるという課題があった。

今回の研究は、そうした研究期間の短縮などを目指して考案されたもので、RFIDを実際にオルガノイドに組み込むことができるのか、また、実際の評価に利用が可能であるかについての調査も行ったものだという。

実際の研究では、市販され、入手可能なさまざまなRFIDが試されたが、最終的には460μm×480μmというエスケーエレクトロニクス製の超小型RFIDが選択された。具体的には、ミニ肝臓として培養中の組織にRFIDを入れて、RFIDの周辺に空洞を作ってやることで、細胞へのダメージを防ぎ(空洞は胆汁などの液体状の分泌物で満たされている)、オルガノイドとしてもRFIDとしても機能するものができることが確認されたという。

https://yaplog.jp/luccye/archive/412
Posted by oeney at 15:18│Comments(0)
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