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2018年09月21日

区民の命を守る 災害時医療の体制を整備

 各種公益事業に取り組んでいる青葉区医師会・歯科医師会・薬剤師会。その中でも災害時の救急医療を担う役割は区民の命を守る最重要のものだ。超音波スケーラー

 震度6弱以上の地震があった場合、三師会等は応急医療を行う地域定点診療拠点を12カ所で開設=左表。加えて医師会は地域防災拠点41カ所を巡回する医療チームを結成して対応する計画だ。

 薬剤師会は各診療拠点に必要な医薬品を備蓄。薬剤には使用期限があることから、平時は会員薬局が在庫として持ち、患者に調剤をしながら一定数保有する「循環備蓄」の形をとっている。発災時に会員薬剤師が医薬品を持ち、速やかに各診療拠点へと向かう段取りだ。口腔内カメラ

 一方、歯科医師会は発災直後の活動に加え、避難生活が長期にわたる場合の口腔ケアに力を注ぐ。水不足が予想される中、口の中を清潔に保つことは、免疫力低下を防ぐために重要で、特に高齢者は誤嚥性肺炎の予防につながる大切なポイントだ。

 災害時医療について詳細を検討、決定しているのが、三師会や行政、関係団体で構成する災害時地域医療検討委員会だ。

 2005年にスタートした同委員会は、災害時の体制が整っていなかった状況に危機感を抱いた当時の医師会長、入戸野(にっとの)博さんが立ち上げ、年に11回開催している。

 入戸野さんは「防災への備えは市内18区でも一番進んでいるが、それでもまだまだ道半ば」と話し、区民の命を守るため、今後も体制整備に取り組む考えを示している。

http://ulog.u.nosv.org/item/adental/1537433730
Posted by oeney at 11:28│Comments(0)
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