2017年05月25日
帯状疱疹、増える恐れ…定点調査の兵庫で急増
高齢者に多い帯状 疱疹ほうしん の患者が2015年以降、兵庫県内で増えていることがわかった。国の集計はないが、専門家は全国的な増加を懸念している。同じウイルスの感染による水ぼうそう患者が減少したことが、帯状疱疹が増えた一因との推測もある。
同県皮膚科医会が、1987年から県内30弱の定点医療機関で調査を実施。サーベイランス担当委員長の倉本賢医師によると、2015年の患者は1定点1か月あたり12・56人だった歯科用ルートエレベーター。前年比1・41人増で、過去最大の伸び。16年も12・30人と多かった。
一方、同じウイルスが原因で、子供に多い水ぼうそうは、14年10月に乳幼児への定期予防接種が始まって以降、患者が減少していた。
水ぼうそうが減ると、帯状疱疹が増える傾向については、国立感染症研究所が厚生労働省の審議会小委員会に提出した資料でも指摘されているボトル付きスケーラー。感染症には、免疫を持つ人がウイルスにさらされ、さらに免疫が強くなる「追加免疫効果」がある。水ぼうそう患者が少なくなることでウイルスにさらされる機会が減り、追加免疫効果が得られなかった中高年に帯状疱疹が増えたとも考えられる。
東京慈恵会医科大客員教授の本田まりこ医師は「米国には、水ぼうそうワクチンの接種率が上がり、帯状疱疹が増えたとの報告がある。日本でも患者が増える可能性がある」と懸念する。

厚労省は昨年、50歳以上に対する帯状疱疹のワクチン接種を承認。定期接種化も検討中だ。患者の増加を防ぐため、本田医師は「中高年への予防接種を推進すべきだ」と話している。
【 帯状疱疹 】 過去に水ぼうそうにかかった人の神経節に潜むウイルスが、加齢や疲労などで免疫力が低下した時に再活性化し発症する。通常はかゆみや痛みの後に発疹が出る。中高年に多く、80歳までに3人に1人が経験すると推定されている。
関連記事
同県皮膚科医会が、1987年から県内30弱の定点医療機関で調査を実施。サーベイランス担当委員長の倉本賢医師によると、2015年の患者は1定点1か月あたり12・56人だった歯科用ルートエレベーター。前年比1・41人増で、過去最大の伸び。16年も12・30人と多かった。
一方、同じウイルスが原因で、子供に多い水ぼうそうは、14年10月に乳幼児への定期予防接種が始まって以降、患者が減少していた。
水ぼうそうが減ると、帯状疱疹が増える傾向については、国立感染症研究所が厚生労働省の審議会小委員会に提出した資料でも指摘されているボトル付きスケーラー。感染症には、免疫を持つ人がウイルスにさらされ、さらに免疫が強くなる「追加免疫効果」がある。水ぼうそう患者が少なくなることでウイルスにさらされる機会が減り、追加免疫効果が得られなかった中高年に帯状疱疹が増えたとも考えられる。
東京慈恵会医科大客員教授の本田まりこ医師は「米国には、水ぼうそうワクチンの接種率が上がり、帯状疱疹が増えたとの報告がある。日本でも患者が増える可能性がある」と懸念する。

厚労省は昨年、50歳以上に対する帯状疱疹のワクチン接種を承認。定期接種化も検討中だ。患者の増加を防ぐため、本田医師は「中高年への予防接種を推進すべきだ」と話している。
【 帯状疱疹 】 過去に水ぼうそうにかかった人の神経節に潜むウイルスが、加齢や疲労などで免疫力が低下した時に再活性化し発症する。通常はかゆみや痛みの後に発疹が出る。中高年に多く、80歳までに3人に1人が経験すると推定されている。
関連記事
Posted by oeney at 11:45│Comments(0)